![](http://1.bp.blogspot.com/-gEPqvqYJ3_4/T0oi_MH0WcI/AAAAAAAACP4/hhD_arFDK8U/s320/51qsgCGSadL._SL500_AA300_.jpg)
どこから引用すればいいのかな。どこを取りあげればいいのかな。迷ってしまう。それぞれの章が遠い記憶と結びつく。近いいまとも結びつく。これからと、どう結びつければいいのかな。そうなのか、と学ぶことも多かった。そうだったよなあ、と膝うつこともたびたびあった。
田舎と都会。土と野原と、川と海と。生き物たちの傷ついた世界、わたしたちの生き物としての身体が内部で日々、傷ついてきた長い時間。傷つけてきた「便利で」「豊かな」、「モダンな」暮らし。それがあらためて露になったいま。東北だけじゃないけれど、日本だけじゃないけれど。
東京というちいさな中心に生きながら、from provincial life を発信できる人がここにいる。おすすめです。