2024/07/26

朝顔すだれの透かし模様

 このところあまりの暑さに、仕事も何もする気が起きなかったけれど、ある限界を超えると、かえってむくむくとその気が湧いてくるから不思議だ。すでに仕上げてあった原稿を2度ほど通読して、メールで送った。

 今年はベランダで朝顔が咲き乱れている。文字どおり次から次へと咲くのだ。どんどん蔓がのびて、物干し竿に絡み付き、ベランダの天井まで伸びて、ふたたび下向きになって横に伸びて、、、、。


 暑いので、とにかく朝夕たっぷり水を遣る。早く咲いて散った鉢はすでに種を作って枯れてしまった。ひと月ずつ時期をずらして水を遣ったので、いまを盛りに咲いているのは、最後の6月初めまで水を遣らなかったプランターのものだ。写真はその茂りに茂っている朝顔。やっぱりプランターのようにたっぷり土があるほうがいいのだね。


 窓から見ると、朝顔のすだれのようだ。こんもり茂った葉っぱが光を通して、透かし模様を作って、とても涼しげ。

 今夜はとりわけ蒸し暑い。午後10時に近いのに、室温はようやく30度を切ったところ。今年は「地獄のような夏」とメールをくれたのは若い編集者だ。そうか、地獄か、行ったことないけど。


 夜は朝顔も眠っている。だからまた明日の朝に、この朝顔すだれの透かし模様を見て、涼しさをもらうことにしよう。おやすみ、朝顔、また明日!