エスペランサの部屋
esperanza's room by Nozomi Kubota
2018/09/13
J・M・クッツェーの軌跡をたどる秋
5月末に発売された拙訳、J・M・クッツェー『モラルの話』が重版になりました。出来上がってきた本を見ると、とても感慨深い。
2冊ならぶと壮観です。昨年新訳の出た1974年のデビュー作『ダスクランズ』から、今年クッツェー自身が英語版より先に他言語で発表した『モラルの話』まで、長い時間と、その間のこの作家の果敢な試みをたどると、現在78歳のクッツェーという作家がなしとげた仕事が見えてきます。
J・M・クッツェーの軌跡をたどる秋がやってきました。
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