3月25日にメルボルンで、新作『The Childhood of Jesus』から朗読するジョン・クッツェーです。3月初旬の東京での文学フェスからオーストラリアへ帰国した直後の朗読。
読んでいるのは、シモンとダビッド少年が偶然発見したレジデンシアを訪れる場面です。そこでテニスをするイネスやその兄弟、そして犬のボリバル(この名前もまた唸りますね、ベネズエラ出身の革命家でボリビアなど南米諸国の独立のために奔走した英雄ですから)を発見するところです。
9章の途中から読み始めて、次に途中で少し飛ばして20章へ。ソーセージと pooh が出てくるところがここでもくり返されています。この物語の核なのでしょう。かなりアレンジして読んでいます。昨年末のケープタウンでの朗読のときと聴衆の反応が少し違うのも面白い。
しかし、ケープタウンのときと違って、ここではクッツェーさん、ダビッド、シモーン、とスペイン語風に発音しています。この辺が、要注意です。
いまひとつ、些細なことではありますが、クッツェーを紹介する役を引き受けているマイケル・ヘイウッドさん、どうやらオーストラリア版を出した出版社の方のようです。彼の「クッツェー」という発音はオランダ語(初期アフリカーンス語)の発音どおりであることも要注意。
読んでいるのは、シモンとダビッド少年が偶然発見したレジデンシアを訪れる場面です。そこでテニスをするイネスやその兄弟、そして犬のボリバル(この名前もまた唸りますね、ベネズエラ出身の革命家でボリビアなど南米諸国の独立のために奔走した英雄ですから)を発見するところです。
9章の途中から読み始めて、次に途中で少し飛ばして20章へ。ソーセージと pooh が出てくるところがここでもくり返されています。この物語の核なのでしょう。かなりアレンジして読んでいます。昨年末のケープタウンでの朗読のときと聴衆の反応が少し違うのも面白い。
しかし、ケープタウンのときと違って、ここではクッツェーさん、ダビッド、シモーン、とスペイン語風に発音しています。この辺が、要注意です。
いまひとつ、些細なことではありますが、クッツェーを紹介する役を引き受けているマイケル・ヘイウッドさん、どうやらオーストラリア版を出した出版社の方のようです。彼の「クッツェー」という発音はオランダ語(初期アフリカーンス語)の発音どおりであることも要注意。