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アンジェリック・キジョーがよかったなあ。カラフルなシャツにグレーのスーツで出てきて、いちばん最初に、私の大好きな曲「マライカ」を歌った。画面に、ソウェトで歌われたゴスペルソング、とコメントが出たけれど、あれはれっきとした作曲者のいる曲で、もともとはタンザニアの歌(2010.6.14訂正/ごめんなさい、作曲はケニアの人でした*)。キジョーもスワヒリ語で歌っているらしい、手元にあるマホティラクイーンズのヴァージョンとは歌詞が違うもの。
まあ、南部アフリカで広く歌われてきた名曲中の名曲で、ゴスペルといってもいいくらいの曲だけれどね。
いまは個別に探すと、それぞれのアーチストや曲が出てくるようになった。でもステージの準備のために、曲と曲の間をつなぐちょっとした出し物が、けっこう面白かったんだけれど。
たとえば、ツツ主教が白いセーターの上から黄色いTシャツを着て、ものすごく上機嫌に、はしゃぐように語っていた。大声で呼びかけよう、このソウェトにマディバ(マンデラの愛称)は住んでいるんだから、といって。コンサート会場はオーランドだった。あ、ここで観ることができます。フランス語の訳つきですが。
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*2010.6.14 付記/Malaika はタンザニアの曲と書きましたが、ケニアのFadhili Willias という人の曲でした。キジョーはしっかりスワヒリ語で歌っていました。
このサイトに歌詞、歌っている人の映像+音へのリンクなどが載っています。ミリアム・マケバも出てきます。