Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2019/02/04

アディーチェ:カルタヘナのネルソン・マンデラ地区で女性たちと

ヘイ・フェスティバルの公式サイトに、土曜の夜、そして日曜の朝、アディーチェが行ったスピーチのまとめがアップされました。
 
まんなかにアフロヘアで笑顔のチママンダが
土曜の夜のステージでは、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』とアディーチェが書いた歴史小説『半分のぼった黄色い太陽』の関連付けをしながら、「ジャーナリズムと文学」について語ったアディーチェ。

"Journalism is the work of the diligent carpenter, and fiction the mad artist. But writing a novel, you must be both."

「ジャーナリズムは熱心な大工職人の仕事、フィクションはマッド・アーチストの仕事。でも小説を書くときは、その両方でなければいけない」これは巧い言い方です。

 翌朝のネルソン・マンデラ地区でのスピーチでは、マジョリティである黒人女性たちに向かって、女性としてさまざまなありかたのままで美しいと思うよう呼びかけた、という内容です。コロンビアの黒人人口は全体の20%近く、米国の15%弱にくらべてかなり多いです。『サヨナラ』という邦題で訳されたラウラ・レストレーポの Novia Oscura の主人公を思い出します。色の浅黒い恋人。

 詳しくはここで! この記事は英語です。