Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2019/02/06

フランス24のインタビューに答えるアディーチェ

またまたアディーチェの動画です。今度はワシントンから。
 まず、いまは批判的にものを考えることが絶対に必要で、ソーシャルメディアをどう使いこなすかはその人自身にかかっている。これまで書いた小説について、『アメリカーナ』はシネマ・ヴェリテのやり方を借りた。などなど、とても興味深い内容です。



さらに、トランプ大統領になってからのアメリカ国内で、レイシストでもOKというメッセージが出て、それがどれほど問題かと語ります。「トランプはアフリカ諸国のビッグマンといろんな意味で似ている」と。

 作家であることと、社会や政治や歴史の問題にはっきり発言することを真正面から引き受けて、明解に語るアディーチェの姿がここにあります。オススメの動画です。
 低くて安定したアディーチェの声がよりいっそう魅力的になってきました。