チママンダ・ンゴズィ・アディーチェの長編傑作『アメリカーナ』が全米書評家協会賞のフィクション部門を受賞しました。満面の笑みを浮かべるチママンダと編集者ロビン・ドレッサーです。おめでとう、チママンダ! 励みになるなあ、翻訳がんばらなくちゃ!
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2014.3.15付記:イギリス、アメリカのあちこちのメディアにアディーチェ受賞の記事が載っています。たとえばガーディアン。それで知りましたが、アフリカの作家が National Book Critics Circle/全米書評家協会賞を受賞したのは今回が初めてだそうです。これまでにトニ・モリスンなど、アフリカン・アメリカンの作家はいたけれど、アフリカ人は初めてだとか。まあ、Americanah は半分はアメリカを舞台にした作品だから、ある意味、アメリカ文学ともいえるかもなあ。
しかし、その理論でいけば、J・M・クッツェーの『ダスクランズ』も70年代のヴェトナム戦争を推進する心理作戦を担当する男の話が前半だったから、あれも半分アメリカ文学ということになるな。1974年の出版だった。彼は「アフリカの作家」とか「○○の作家」といわれるのを徹底的に忌避したけれどサ。今日、あちこち調べながら三部作のあとがきを書いていて、その理由がはっきり分かったけれど。。。
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2014.3.15付記:イギリス、アメリカのあちこちのメディアにアディーチェ受賞の記事が載っています。たとえばガーディアン。それで知りましたが、アフリカの作家が National Book Critics Circle/全米書評家協会賞を受賞したのは今回が初めてだそうです。これまでにトニ・モリスンなど、アフリカン・アメリカンの作家はいたけれど、アフリカ人は初めてだとか。まあ、Americanah は半分はアメリカを舞台にした作品だから、ある意味、アメリカ文学ともいえるかもなあ。
しかし、その理論でいけば、J・M・クッツェーの『ダスクランズ』も70年代のヴェトナム戦争を推進する心理作戦を担当する男の話が前半だったから、あれも半分アメリカ文学ということになるな。1974年の出版だった。彼は「アフリカの作家」とか「○○の作家」といわれるのを徹底的に忌避したけれどサ。今日、あちこち調べながら三部作のあとがきを書いていて、その理由がはっきり分かったけれど。。。