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今年2月に、メリーランド州ボルチモアの作家の自宅を訪ねたインタビュー記事が載っています。インタビューアーは、なんと、吉本ばなな、松浦理英子等をイタリア語に翻訳している翻訳家・エッセイストのアレッサンドロ・G・ジェレヴィーニさん! わたしも translator's note と、ナイジェリア紹介のコラムを書きました。
インタビューは2010年に初来日したときの思い出、裏話など。へえ〜、そうだったのか! と軽い驚きもあったり。はっきりと自分の意見をいうのがナイジェリア風なのだとか。これ、日本にも少し分けてもらいたいなあ、とか/笑。
なんといっても写真が美しい。3冊の訳書、アディーチェの新刊書、彼女の家の書棚にならぶ世界各国の訳書も写っています。楽しめます。ぜひ、ぱらぱらしてください!
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『明日は遠すぎて』は、第一短編集『アメリカにいる、きみ』には惜しくも入らなかった、作者自選の6つの短編と新作が3つ、どれも作家としての成長いちじるしいアディーチェの、つぶのそろった作品が収められた最新短編集です。(photo by Kozumi Higaki)
折しも、8月6日からラゴスではアディーチェがプロデュースするファラフィナ・トラスト主催のクリエイティヴ・ライティング・ワークショップが始まりました。今年も25名の若手作家の卵が選ばれて、いまごろはきっとワークショップも熱が入ってきていることでしょう。
さらにさらに、雑誌「pen」(p82)にもアディーチェが載ったのです。アチェベといっしょです。夏です!