2012/08/17

「あなたの意見にわたしは反対する。でも・・・」

「あなたの意見にわたしは反対する。でも、あなたがその意見を言う自由をわたしは命をかけてまもる」というようなことを言ったのがヴォルテールだというのを最近どこかで読んだ。

「というようなこと」とか「どこかで」とか、あいまいなこと限りないけれど、別に原典にあたって忠実に訳さなくてもいいか、と思うところがいまのわたしにはある。

というのは、つまるところこれは、1976年のソウェト蜂起の年に結婚という人間関係のなかに入ってから今日にいたるまで、わたしが身にしみて学び、そして試行錯誤しながら実践してきた最も大きな仕事のひとつだったように思うからだ。長い道のりだった。

そしてこの「あなた」と「わたし」の性差がなくなる山の向こうまで、行けるか、どうか。La lutte continue!!