2016/08/26

明日発売の「現代詩手帖」に書評が……

明日発売の「現代詩手帖 9月号」が届きました。拙著『鏡のなかのボードレール』の書評(p121)が掲載されています。

 シャルル・ボードレール。この名はこれまでに、どれだけの読み手の胸を高鳴らせてきたのだろう。この極東の島国でもまた、──
 という書き出しの評を書いてくれたのは、トークイベントにも参加してくれた清岡智比古さんです。

──「ジャンヌ・デュヴァル詩群」を読んだときに、ジャンヌがシャルルに向けていた視線について、あなたは思いめぐらせることがあっただろうか?
 と問いかけながら、最後はこんな結びです。

──本書が提示する、詩と、視線と、歴史を巡る考察には、育てられるべき多くの種子が満ちている。画期的な、と形容できる一冊である。 

 Muchas gracias! 
 むっちゃ嬉しい!       ──と頭韻を踏んでみたくなりました/笑。

 ぜひ、手に取って全文を読んでください。
 *思潮社編集部さんに深謝します。