2014/11/04

A LUTA CONTINUA!──ひさびさにミリアム・マケバ

あちこち見ていたら、こんな動画に行き当たった。いま聞いてみると、懐かしい。



A LUTA CONTINUA!  (ポルトガル語で「闘いは続く!」)

 長いあいだアパルトヘイト時代の故国南アフリカへの帰還がかなわなかったミリアム・マケバ。その若々しい歌声を聴いていると、モザンビーク、サモラ・マシェル、フレリモ、マプトといった名前が出てくる。ポルトガル支配からの解放闘争を戦っていた土地、人、組織の名だ。
 シンプルな歌だけれど、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、ザンビア、アンゴラ、ボツワナといった南部アフリカの土地の名前も出てくる。いまはみんな独立国になったそれぞれの土地で、A LUTA CONTINUA! 闘いは続く! とママ・アフリカが歌ったのは、たぶん、1975年前後だったろうか。なんだか励まされるな。
 
 いま調べてみると、この標語 A LUTA CONTINUA! はジョナサン・デミ監督の映画「羊たちの沈黙」や「フィラデルフィア」で最後のクレジットにも使われていたという。そうだったのか!