Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2013/04/24

痛い真実──クッツェーの最新作『The Childhood of Jesus』ってじつは

 お母ちゃん、知っとるか? 中学というとこは物を考えない人間をつくるところやで──という子供自身の発言。

 ガツン!

 東京新聞4月10日朝刊に掲載された記事からの引用です。書き手の鎌仲ひとみさんは映画監督。情報元はこちら。

 思考する少年の、真実を突いたことば、大人には痛いことばだ。

子供たちが「義務教育」を生き延びるためになにが必要か? 真剣に考えたい。そうか、J・M・クッツェーの最新作『The Childhood of Jesus』、主要テーマはじつはこれだ! とも読めるな。。。もちろん、いろんな読みがあるし、とにかく彼の作品を読んで体験することばの快感と、時間の濃密さがサイコーなんだけれどね。