最近の新聞から、注目したい記事のクリッピングを載せます。
「これまでは、ハイチのNGOに海外から援助資金が落ちても、つながりの深い政治家たちに渡るだけだった。その政治家は、権力を維持することにカネを使い、社会基盤の整備には回さなかった」。ブレーズさんは政府が機能してこなかった理由を説明する。国際社会は今後、ハイチで誰と手を組むのか精査してほしいと注文する。」
ブレーズさんとは、ハイチの医学部に通う学生、心理学者といった面々で構成されたボランティア集団のメンバーだそうです。
詳しくは↓
http://www.asahi.com/international/update/0125/TKY201001250001.html
この記事には:
「いまは海外から支援物資が次々と届くようになった。しかし、その担い手は国連や大規模NGO。ハイチ人の組織は影が薄い。SAJのメンバーは「ありがたいが、援助活動から疎外されている気がする」と口をそろえる。
医薬品の提供を求め、病院を訪ねようとしたところ、警備の米軍に阻まれた。身分証を示しても許可してもらえなかったという」
とありました。
世界中の心ある人たちからの支援が、だれの手に渡り、どのように使われるか、寄付をする人は、集める人がどのようなルートを持っているか確かめ、自分の出す支援がどのように使われるか最後まで見守ることが大事かもしれません。
古くからハイチ支援の活動をしている団体が日本にも3つあります。
「ハイチ友の会」「ハイチの会セスラ」「ハイチの会」
注記/写真は「被災者に水を提供するボランティア(右)=ポルトープランス」記者、田中光氏撮影。