「世界中のアフリカ」の、これもまたひとつの例。
ポルトガルのリスボンから南西に向けて、アフリカ大陸の海岸沿いに斜線を引く。すると行き当たるのが、カーボヴェルデ。アフリカ大陸はセネガルの少し西の海上に浮かぶ島々。セザリア・エヴォラを生んだ国だ。
笑顔の女性、Sara Tavares/サラ・タヴァレスは、でも、1978年にポルトガルで生まれ、ポルトガルで育ったそうだから、カーボヴェルデ人を両親にもった、いわゆる2世。日本でも昨秋、アルバムが2枚リリースされた。
梅田洋品店で暮れに試着、いや、試聴して、アルバムを1枚買った。洗練された、耳に心地よい音楽。手作業などしながら、BGMとしても楽しめる。ポルトガル語は分からないから、もっぱら音として楽しんでいる。
新年を迎えて。今年もまた、アフリカ系から始まる。