Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2020/02/07

生き延びるか、ローレル

昨秋の台風15号でローレルが倒れた。そして先日、斜めにかしいだその樹木があっけなく切り倒され、細切れにされて持ち去られた。しかたがないのかなあ──でも心は痛むなあ。だって木そのものはまだ生きていたんだから。枝は繁っていたんだから……斜めだったけど。というわけで15年あまりをともに生きた愛しのダフネもこれまで!

 しかし。ここ3ヶ月ほどのあいだに根元から天にむかって新しい芽がのびていたのだ。その一部を植木鉢に移植した。最初は根が伸びるように、たっぷりと水をはったバケツに鉢ごと漬けておいた。植えられた小さな芽は、真冬の寒風にもめげずに、ベランダで太陽の光をもとめて身を伸ばそうと懸命だ。けなげ。

 ブログに載せたローレルの写真をざっとふりかえってみた。わがダフネの歴史。

2008.4
2009.4 
2009.7

2012.8

2014.2
2014.4



2014.4
2019.10
2020.2

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ローズマリーも大きな鉢に移植した。昨年、枝を切って透明なガラス瓶に活けて根出しをし、とりあえず手元にあったちいさなプラスチックの鉢に土といっしょに植え付けておいたローズマリー、そろそろ日差しも暖かくなってきたので、大きな鉢に植え替えた。

  もうすぐ春だからね、じきに暖かくなるからね、きみたちは元気に生き延びておくれ!とささやきかけておく。植物だって、話しかけると喜ぶんだよ、知ってた?