Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2020/02/11

大成功のAMAZWIのイベントをめぐる写真をいくつか

南アフリカの東ケープ州グレアムズタウンに開設されたAMAZWI(旧NELM)で、JMクッツェーの80歳の誕生日を祝う会が開かれた。


 カンネメイヤーの伝記によれば、NELM時代の1970年代後半に、Dusklands の原稿*をこの文書館におさめたいと、ケープタウンにJMクッツェーを訪ねたのが、その当時ここの仕事をしていたドロシー・ドライヴァーだったとか。


東京でも/@国立文流、すてきなデザートプレートを用意して、ささやかなお祝いの会が開かれた。(ロウソクを灯して写真を撮っていたら、アイスクリームが溶けだして、クッツェーさんの顔の左側が消えそうになって……あせった!💦💦💦)

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追記:2020.1.12──AMAZWIのfacebookのサイトから拝借した写真。Picture: Lara Salomon

以下はAMAZWIの(展示?)写真からのようです。






クッツェーが朗読するようす、ドロシー・ドライヴァーがレクチャーをする写真、ティナ・ショッペのイベントの写真もありました。とても充実した文学館になったようです。

ここからふたたびイベントの写真です。
ローズ大学副学長シズエ・マビゼラと握手するジョン・クッツェー
デレク・アトリッジ(右)の司会でJMクッツェーの影響について語り合う
(左から)ミヒール・ヘインズ、シピウォ・マハラ、エレケ・ブーマー、ンティケン・モシェレ

ジョン・クッツェーとヘンリエッタ・ダックス

ジョン・クッツェー満面の笑み!
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追記:2020.2.13──でも、今日になって感激的(わたしにとって)な写真がアップされていました。Clerke's Bookshop のオーナー、ヘンリエッタ・ダックスとジョン・クッツェーがことばをかわしている写真です。ケープタウンを訪れたときこの古書店に何度も足を運びましたが、ヘンリエッタさんは残念ながら不在で会うことができなかったのです。
1990年代、まだネット書店もないころ、このクラーク書店からファックスで何冊も本を取り寄せました。南ア版の書籍はいまでもここから取り寄せたりします。カンネメイヤーの伝記も(オーストラリアやイギリス版が出る前に)まっさきにここから買いました。

このブログポスト、最初は2月11日にアップしましたが、追記しているあいだに2月9日から始まったイベントは火曜日(11日)に終わり、大成功をおさめたとメイン参加者からの情報がありましたので、それにまつわる写真やコメントを追加しました。これを書いている現在は2月13日お昼(日本時間)です。

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2023.12.2──*NELMの職員だったドロシー・ドライヴァーさんが1970年代後半にケープタウンにクッツェーを訪ねたとき、原稿を譲り受けたいと申し出た作品は『ダスクランズ』でした。『その国の奥で』ではなく。カンネメイヤーの伝記(Scribe)p.374に出てきます。勘違いをお詫びして、訂正いたします。

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写真のうち、AMAZWIのfacebookから拝借したものは©Lara Salomonです。