
授賞式のようす
最終受賞者はフェルナンド・シルバ、18歳だけれど、その発表の前に次点、佳作などなど、何人もの応募者の名前をあげて奨励しているところが、とても印象的だ。

”自分がオーストラリアのアデレードからやってきたのは、ガブリエラ・ミストラルとパブロ・ネルーダというチリの2人の作家について語るためで、ネルーダもミストラルも、詩人になることを運命づけられた自分たちの創造力と信念を疑うことがなかった。

そして最後にクッツェーは若い聴衆に向かって、忘れずにこう付け加えた。
──この2人の詩人はともに、地方に住む、裕福ではない家族の出身だった。
いかにもジョン・クッツェーらしいコメントです。
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付記:9.25.23:37──ジョン・クッツェーが若い人に笑いかける表情がとてもいいな。元気そうだし。
チリを訪れるのはこれで7回目だとか。
今回は終始、笑顔ですね。
(ここに書いたことはリンク先のスペイン語の記事をGoogle英訳したものに基づいています。)