「これ、忘れてない?」──戦争を扱った本の特集、BOOKMARK 12号 がとどきました。いろんな戦争を、いろんな角度から扱った12冊の本が、翻訳者のコメントといっしょに紹介されています。
わたしもチママンダ・ンゴズィ・アディーチェの『半分のぼった黄色い太陽』について書きました。1960年代末にナイジェリアで起きたビアフラ戦争を背景にしたラブストーリー。アディーチェはこの本でオレンジ賞を史上最年少で受賞したんだったなあ、と思い出しながら。
BOOKMARKは金原瑞人さんの編集・発行、三辺律子さんの編集、オザワミカさんのイラスト・ブックデザインで発行されている、ちいさなかわいい冊子ですが、中身はしっかり詰まっています。面白そうな本が目白押し。3年間に12号まで出たというのは快挙です!
戦争はある日いきなり起きるのではなく、大事件が起きても毎日の生活はそれまで通り続く。だんだん後もどりできないところまで進んでから、気がつくと手の打ちようがなくなっている。人は追い詰められると無理に大義を信じようとしたり、身内に敵を発見して結束を固めたり、……
アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』については、↑こんなふうです。
共和国から出て話題になったチャプスキ著・岩津航訳『収容所のプルースト』とか、フランシスコ・アヤラ著・松本健二/丸田千花子訳『仔羊の頭』(現代企画室)とか、ハサン・ブラーシム著・藤井光訳『死体展覧会』(白水社)とか、気になる本もたくさん入っています。
無料です。図書館や書店に置いてあるそうですので、詳しくはこちらへ、ぜひ!
わたしもチママンダ・ンゴズィ・アディーチェの『半分のぼった黄色い太陽』について書きました。1960年代末にナイジェリアで起きたビアフラ戦争を背景にしたラブストーリー。アディーチェはこの本でオレンジ賞を史上最年少で受賞したんだったなあ、と思い出しながら。
BOOKMARKは金原瑞人さんの編集・発行、三辺律子さんの編集、オザワミカさんのイラスト・ブックデザインで発行されている、ちいさなかわいい冊子ですが、中身はしっかり詰まっています。面白そうな本が目白押し。3年間に12号まで出たというのは快挙です!
戦争はある日いきなり起きるのではなく、大事件が起きても毎日の生活はそれまで通り続く。だんだん後もどりできないところまで進んでから、気がつくと手の打ちようがなくなっている。人は追い詰められると無理に大義を信じようとしたり、身内に敵を発見して結束を固めたり、……
アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』については、↑こんなふうです。
共和国から出て話題になったチャプスキ著・岩津航訳『収容所のプルースト』とか、フランシスコ・アヤラ著・松本健二/丸田千花子訳『仔羊の頭』(現代企画室)とか、ハサン・ブラーシム著・藤井光訳『死体展覧会』(白水社)とか、気になる本もたくさん入っています。
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