

昨年8月3日号には、この夏他界した歴史家トニー・ジャットが載りました。カメラをじっと見据える、悲しそうな、すばらしく真摯な表情に心うたれて、あの大部な著書『ヨーロッパ戦後史』上下巻(みすず書房)を購ってしまいました。
そのときの写真に写っていた彼の悲哀をおびた眼差しが、すでに自らの発病を知っていた人の視線であったことは、うかつにも、今年8月、彼がALSによって他界したと報じる「Guardian」の記事を読むまで知りませんでした。

インタビューは9月に来日したときのもので、アディーチェの大きな写真も載ることでしょう。
ご注目ください!!