Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2020/03/23

MALIA ふたたび、Covid-19とのつきあい

春だというのに部屋からあまり外に出ない暮らしがつづく。

©2014 Malia
ゲラ読み、書評書きも一段落して、ここ数日は少しゆったりした。そうだ、2月初めにとどいていたのに、まだ封も切らずにおいてあったCDが2枚。このところイアン・ボストリッジばかり聴いていたので、それとはまったく異なるジャンルで、異なるタイプの音楽を、と思ってかける。

 MALIA の CONVERGENCE

 このCDアルバムは最後のTurner's Ship がすごくいい。どこかアフリカンなリズムやメロディー。そうそう、Malia のお母さんはマラウィの出身で、10歳ころまでMalia も家族とマラウィに暮らしていたんだった。

 今月に入ってまだここに2回しか書いてなかった。そう気がついて唖然。2月、3月はぎっしりと仕事が詰まっていたことにあらためて気づく。おまけにコロナ、コロナ、である。Covid-19とのつきあいは、これからだ。先は長い。だって、治療法が見つかるまでは、とにかく緊張はつづくんだから。生活もつづくんだから。

 長いコロナウィルスとの共生まで 、今朝、NさんがまとめていたTV番組の内容を私なりに理解すると

(1)手指消毒──こまめに、丁寧に手指を洗う
(2)マスク──飛沫感染を避けるため、できるだけする
(3)ドアノブなど多数の人が触れるモノは消毒

次の3条件が重なる「場」を避けること

(1)密閉空間で換気が悪い
(2)手の届く範囲に多くの人がいる
(3)近距離での会話や発声がある。

 最初の(2)マスクについては、誰もが検査を受けられるわけではない日本では、自分が感染してるかもと思う人は、咳など症状がなくても、マスクしたほうがいいわけで、これは自分の予防のためではなく、他者を感染させないために必要だと思う。 マスク不足をとにかく解消すべき。まずは医療、介護関係者に重点的に支給すべき。買い占めは絶対にだめ。

 3条件が重なる「場」を避ける、といっても会社勤めをしている人にはほとんど無理な条件だから、ある程度おさまるまで、絶対量、絶対回数を減らすしかない。在宅勤務を積極的に取り入れるとか、交代制にするとか、ざっくりいっても、従来の考え方を変換する必要がありそう。
 もちろん、自粛自粛の結果として収入が激減して生活が成り立たなくなる人たちへの支援は絶対に必要。これは政治の仕事だ。

 なんか足りないところあるかな? とにかく長期にわたるから、これ。たぶん長期戦。Covid-19に対する治療法が出てくるまで。