メキシコ国立自治大学でのJ. M. クッツェーとラケル・セルールとの英語版のやりとりがアップされました。
2人とも、とてもゆっくりと話を進めるので、英語が学習言語の人にも聞き取りやすいやりとりです。さて、その内容が興味深いかどうか、ということになるとクッツェー作品を読んでいる人とそうではない人に多少分かれるかもしれません。でも、とにかく誰もが理解できる英語をクッツェーは話すよう心がけているのが感じられます。
質問は多岐に渡りますが、最後のほうで「難民」について問われたクッツェーが、難民が押し寄せることを解決すべき問題としてとらえるのではなく、気候変動などによる人の移動をまず事実として受け止めて、それがわれわれの生活であると認め、それと共存することを考えるようにしてはどうか、と語るところで拍手が起きました。印象的な場面です。
2人とも、とてもゆっくりと話を進めるので、英語が学習言語の人にも聞き取りやすいやりとりです。さて、その内容が興味深いかどうか、ということになるとクッツェー作品を読んでいる人とそうではない人に多少分かれるかもしれません。でも、とにかく誰もが理解できる英語をクッツェーは話すよう心がけているのが感じられます。
質問は多岐に渡りますが、最後のほうで「難民」について問われたクッツェーが、難民が押し寄せることを解決すべき問題としてとらえるのではなく、気候変動などによる人の移動をまず事実として受け止めて、それがわれわれの生活であると認め、それと共存することを考えるようにしてはどうか、と語るところで拍手が起きました。印象的な場面です。