今日は雪もやんで、ぽかぽか陽射しが暖かく、永田町まで「NHK週刊ブックレビュー」の収録に行ってきました。いやあ、中身の濃〜い話になりました。時間もかなりオーバーしたのじゃないかな。
書評者でごいっしょしたのは作家の辻原登さん、ミュージシャンの巻上公一さんです。
いちおし本は、辻原さんがいま話題の「ガツン」とくる山城むつみ著『ドストエフスキー』(講談社刊)、巻上さんが昨年他界した浅川マキの世界を文字でつづった『ロング・グッドバイ』(白夜書房刊)、そして私は岸本佐知子さん訳のめくるめく(!?)リディア・デイヴィス著『話の終わり』(作品社刊)です。
私がおしたほかの二冊は、池澤夏樹個人編集の世界文学全集に唯一入った日本文学、石牟礼道子著『苦海浄土』(河出書房新社刊)、惜しくも昨秋他界した、大好きな絵本作家、エッセイストの佐野洋子著『わたしが妹だったとき』(偕成社刊)です。
なんだか、司会の藤沢周さんや守本さんを含めて、みんなものすごくいっぱいしゃべった感じです。は〜、くたびれました/笑。でもとっても面白かった。土曜日の放映が楽しみです。お時間があればぜひ。
放送予定
【BS2】2011年02月19日(土) 午前8時30分~午前9時24分
【BShi】2011年02月20日(日) 午前10時00分~午前10時54分
【BShi】2011年02月21日(月) ※休止
【BS2】 2011年02月22日(火) 午前9時00分~午前9時54分