東京新聞の「月刊掌篇小説」のページに『憧れの火ともる昭和』が掲載されました。短い「手のひら」サイズの小説です。フィクションの衣をつけてさらりと揚げましたが、素材の鮮度は保証します。掲載は7月25日夕刊ですが、一部の地域では翌26日の朝刊。書いた時期は今年5月から6月にかけてです。
なんだか、2021年秋に出版されたメモワール『山羊と水葬』(書肆侃侃房)の続編というか、番外編というか、そんな感じになりました。書き出しは昭和30年代半ばの北の田舎。テレビが初めてやってきたころです。
挿絵に仔山羊と鶏がいるんだよ〜〜泣ける😭!と「その子」は思っています。じつはとってもセンチメンタルだから──💦💦 可愛い仔山羊の挿画を描いてくれた小河奈緒子さん、ありがとうございました。
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世代交代で「海外文学の森へ」からは抜けましたが、このところあちこちで翻訳が出るようになった「アフリカン文学」について、どんどん紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。