2024/08/14

猛暑のベランダでふたたび開花する西洋クチナシ

毎朝たっぷり水を遣っているせいだろうか、鉢植えの西洋クチナシが元気だ。素焼きのポットでぐんぐん枝や葉を伸ばして、なんと、8月のこの猛暑のなかに蕾をつけた。そして咲いた。一輪や二輪ではない。これにはちょっと驚いている。もちろん、嬉しい驚きだ。

 西洋クチナシといえば、梅雨から初夏にかけて大きな白い花を次々と咲かせるもの、そう思っていた。通りを歩いていると、ふわっといい匂いが漂ってきて、ああクチナシだな、雨の季節だな、と感じたものだけれど。

 その匂いが好きで、今年は花屋の店先にならんでいたミニチュアの西洋クチナシを2株買ってきて、大きめの素焼きのポットに植え替えた。特別なことはしていない。とにかく毎朝、たっぷり水を遣る、それだけ。

 連日35度、36度になるベランダで、それでも、花をつけるクチナシ。偉い!と声をかけたくなった。

 朝顔のすだれも、まだまだ大ぶりの緑の葉っぱを広げて元気だけれど、こちらはさすがに黄色い葉が混じってきた。

 それでも、後から芽を出した後輩たちが、とても元気に枝を伸ばして、今を盛りに花を咲かせている。

 植物って、ホントに偉い!