昨夜、八巻美恵さんがママをやる、スタジオイワトの「新月バー」に飲みに行ったら、ハレハレバンドなる3人組がやっていた曲、それがクルト・ワイルの「三文オペラ」黒テントバージョンだった。なんとも時代を感じさせる選曲と歌詞!(ちなみに今回のバーは、チイママが岸本佐知子さんだった!)
それで思い出したのがこれ! LPのレーベルに記された年代が、1982年。なんと30年前ではないか。歌うは30代後半の加藤登紀子、バックのピアノはこれまた若き坂本龍一。そして発見。ワイルの曲の訳詞がなんと高橋悠治さんだったのだ!
さて、そのレコード盤をひさびさにLPプレーヤーに置いてターンテーブルをまわし、針をのせた。あら〜〜〜〜! ばりばり、びりびりという音がやまない。そうか、このLPはまだ子どもたちが小さいころ、ずいぶん聴いたんだった。とくにA面最後のアップテンポの曲「唯ひとたびの」(映画「会議は踊る」より)がかかると、就学前の3人の子どもたちが、歌詞の意味などちんぷんかんぷんながら、わいわい行進曲風に輪を描きながら踊りまくったのだ。というわけで針飛びはげしく、当然ながら、LP盤には無数の傷がついた。そしてこのひどい音割れ。
いたしかたない、CDを買おうか、どうしようか、迷うなあ〜〜
ちなみにわたしの一番好きな曲は、なんといってもA面の2曲目、「今日は帰れない」です。
作者不詳/訳詞:加藤登紀子 (ポーランド パルチザンの唄 1930年代)
今日は帰れない 森へ行くんだ
窓辺で僕を見送らないで
君のまなざしが闇を追いかけ
涙にぬれるのを見たくないから
涙にぬれるのを見たくないから
遠くはなれても 忘れはしない
君のもとへいつか戻って来たら
真昼だろうと 真夜中だろうと
熱い口づけで君を狂わすよ
熱い口づけで君を狂わすよ
もしも春まで 帰らなければ
麦の畑に種をまくとき
僕の骨だと思っておくれ
麦の穂になって戻った僕を
胸に抱きしめてむかえておくれ
それで思い出したのがこれ! LPのレーベルに記された年代が、1982年。なんと30年前ではないか。歌うは30代後半の加藤登紀子、バックのピアノはこれまた若き坂本龍一。そして発見。ワイルの曲の訳詞がなんと高橋悠治さんだったのだ!
さて、そのレコード盤をひさびさにLPプレーヤーに置いてターンテーブルをまわし、針をのせた。あら〜〜〜〜! ばりばり、びりびりという音がやまない。そうか、このLPはまだ子どもたちが小さいころ、ずいぶん聴いたんだった。とくにA面最後のアップテンポの曲「唯ひとたびの」(映画「会議は踊る」より)がかかると、就学前の3人の子どもたちが、歌詞の意味などちんぷんかんぷんながら、わいわい行進曲風に輪を描きながら踊りまくったのだ。というわけで針飛びはげしく、当然ながら、LP盤には無数の傷がついた。そしてこのひどい音割れ。
いたしかたない、CDを買おうか、どうしようか、迷うなあ〜〜
ちなみにわたしの一番好きな曲は、なんといってもA面の2曲目、「今日は帰れない」です。
作者不詳/訳詞:加藤登紀子 (ポーランド パルチザンの唄 1930年代)
今日は帰れない 森へ行くんだ
窓辺で僕を見送らないで
君のまなざしが闇を追いかけ
涙にぬれるのを見たくないから
涙にぬれるのを見たくないから
遠くはなれても 忘れはしない
君のもとへいつか戻って来たら
真昼だろうと 真夜中だろうと
熱い口づけで君を狂わすよ
熱い口づけで君を狂わすよ
もしも春まで 帰らなければ
麦の畑に種をまくとき
僕の骨だと思っておくれ
麦の穂になって戻った僕を
胸に抱きしめてむかえておくれ