仕事机に向かうと、左手の窓ごしに、朝顔の葉が作るすだれが見える。風に揺れる葉むれが、疲れた目を休めてくれる。今年は本当によく茂って、光の透かし模様が楽しめた。
8月17日の葉むれ |
7月27日の花たち |
そして3週間後の今日、外気は午後4時で34度という暑さに、さすがの朝顔たちも開花を終えて、ちらほら、ちらほら、風に揺れる黄ばんだ葉っぱを落としていく。緑色の濃淡に黄色が混じって、葉っぱの透かし模様がきれいだ。
たくさん黒いタネを実らせながら、今年も行く夏を惜しんでいる朝顔。ニンゲンのほうは「惜しんでいる」とはとてもいえない暑さだけれど、植物は正直。精いっぱいタネを作って、来年まで、生命の眠りにつくのだろう。