2022/01/07

「すばる」で斎藤真理子さんと往復書簡を始めました

2022年1月6日発売の雑誌「すばる」で、斎藤真理子さんと往復書簡を始めました。「曇る眼鏡を拭きながら」というタイトルです。2019年の真夏にB&Bで

「今日も眼鏡を吹いている──翻訳、移民、フェミニズム」

というトークイベントをしたときの、ま、言ってみれば「続き」ですね。

くぼたが最初の手紙を書きました。それはこんなふうに始まります。

──雪の恋しい季節です。長らく東京に住んできましたが、東京の冬は北海道より寒い、と思ったことがありました。あれは東京で初めて迎えた冬だったかな。

そして翻訳家、斎藤真理子さんの訳した『すべての白いものたちの』(河出書房新社)のなかで雪をめぐる断章を読んだときの驚き、あの忘れられない瞬間のことも書きました。

 来月は斎藤真理子さんからのお返事です。とっても楽しみ!