2015/07/29

真夏の夜に──パウル・クレーと夏日記(2)

昨夜は真夏の夜に、下北沢のB&Bで開かれた「山崎佳代子×季村敏夫×ぱくきょんみ──詩はひとつの言葉に聴こえる」を聴いてきた。ルーマニアのちいさな村で開かれた詩祭に参加した3人の日本語詩人たち、その目が見たもの、耳が聴いたもの。それぞれの話が三人三様で、それでいて響き合っていて、とても深くて濃い話だった。

 真夏の夜を堪能したひとときだった。司会の書肆山田の鈴木一民さんの話もまた味わい深かった。今日のクレーはこれ!



あまりに暑くて、なかなか寝つけなかった一昨日の夜。曇りの空に気温はかすかに低いけれど、それでも暑い。(こんな暑い8月に、5年後、マジでオリンピックなんかやるのか? マラソンだとか、短距離レースだとか。湿気の多い亜熱帯モンスーン気候のこの8月に。正気の沙汰とは思えない。下手したら参加者や観戦者から死人が出そうだな。)

そんな暑さに、昨日はブルーを基調にした、水中世界ののような、すずしげなクレーでした。