2014/08/26

クッツェー:文学によって孤独を深々と抱擁する作家

明後日です!

時代と土地の境界をこえ、文学によって孤独を深々と抱擁する作家、それがクッツェーです。

 クッツェーの作品には、「世界文学」の底で、文学にたずさわる個々の人間の連帯をもとめる姿勢が秘められている。秘められている、ということは、読者がそれを探し当てなければならない、ということでもあって、それが、クッツェー作品を語るときに人がよく「gem/宝物」という語を用いる理由かもしれない。さあ、宝さがしに!

 「これでわかるクッツェーの世界」

 8月28日(木)午後7時半から、池袋ジュンク堂4Fで。
 田尻芳樹 × くぼたのぞみ × 都甲幸治(司会)

 予約していただくのがいちばんですが、当日その気になったら、ためらわず、迷わずおいでください。