「アフンルパル通信 7号」です。
表紙のサハリンを撮った写真がほんとうに素晴らしい。大友真志という人の写真です。木の葉の緑に実の赤が映えて、背景の水面の色がまた微妙な色合いで。空を写す湖面かな? その波紋もほの見えて。
A4サイズの紙を縦に二つ折りして閉じてあるのですが、開くと、表紙の写真の右側がぐんと広がり、おおっと声をあげてしまいました。私の大好きな色合いなのです。
じつはもう一枚、なかにも写真があって、やっぱりサハリン。ああ、なんか涙が出てきそう、この写真はいい。なぜだろうなあ。やっぱり…かなあ。
今回は、関口涼子さんという詩人/翻訳家の方の文章に、思わずうなりました。
管啓次郎さんの詩の緊迫感にも圧倒されっぱなしです。
全16ページの小冊子、定価500円、中身の濃さを考えると断然お買い得。年3回発行で、年間購読も受け付けているようです。
連絡先は書肆吉成。