2008/10/31

クッツェーの表情──『鉄の時代』こぼれ話(3)

<厳しさと柔らかさと>── 2007年12月初め、痩身の作家はオフホワイトのさらりとしたワイシャツ姿で約束の場所にあらわれた。南アフリカ出身でオーストラリアに住むノーベル賞作家J・M・クッツェー氏が初来日したのはその前年の秋。

(このつづきの主な部分、『鉄の時代』のタイトルをめぐるエピソードは、2009年11月に出る『南アフリカを知るための60章』(明石書店)に載せていただくことになりました。恐れ入りますが、ぜひ、そちらを読んでください。)