エスペランサの部屋
esperanza's room by Nozomi Kubota
2014/11/30
J・M・クッツェー、自伝、そして告白
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J・M・クッツェーがまた千里靴をはいたみたいだ。今度はロンドンのオクスフォードへ。12月2日。なにをやるの? これです。お近くの方はぜひ! J. M. Coetzee, Autobiography, and Confession ミシェル・ケリーという世界文学の...
2014/11/29
数日前に「現代詩年鑑 2015」が届いていたのだ
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朝から曇りのお天気で、すっきりしない。体調もすっきりしない。ついに、アデレード・ハイが切れてきた。 だいじょうぶかなあ、と家族からさんざん心配されながら、11月初旬、ひとりでオーストラリアのアデレードまで行って、帰ってきて、へたると予想されていたのに、逆にハイな状態で突っ...
2014/11/26
LATINA12月号に書評が
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J・M・クッツェーの自伝的三部作『サマータイム、青年時代、少年時代──辺境からの三つの〈自伝〉』の書評が掲載されました。 雑誌「 LATINA 12月号 」です。 評者は寺本衛さん。とにかく、熱い評です。Muchas gracias! とスペイン語で言ってみるに...
2014/11/23
Barbarians の訳は「夷狄」でいいのか?
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11月11日から3日間、アデレードで開催された「Traverses: J.M.Coetzee in the World」というイベントのハイライトは、やはりアデレード大学構内にある旧い建物エルダー・ホールで行われた作家自身の朗読だった。建物のなかに入ると、ステージの奥にはパイ...
2014/11/20
ピンネシリから岬の街へ──JMCへ
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アデレードに着いたとたんに目に入った樹木、それはジャカランダだった。もう花の盛りはすぎてはいたが、若葉の季節にまだ美しい色合いを見せていた。左の建物はアデレード大学構内にあるエルダー・ホール。内部は教会で、イベント初日の夜にJ・M・クッツェーの朗読会が開かれたところだ。 ...
2014/11/19
ドキュメンタリー映画「TOKYO アイヌ」
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昨日は明大前まで出かけた。アデレードから帰ってきて初めての外出。1.5時間の時差にすっかり馴染んでしまい、朝早く目が覚める。その分、夕方から夜にかけて、早く眠くなる。 でも、出かけた。だって、畏友、中村和恵さんがコーディネーターをする映画会だもの。もっと早く宣伝すればよ...
2014/11/16
家に帰ったら、書評『往復書簡集』by 都甲幸治氏が届いていた
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初夏のアデレードから、気温が2度の成田に、今朝6時に到着しました。さすがにくたびれました/笑。でも家に帰り着くと、オースターとクッツェーの往復書簡集の書評が掲載された週刊読書人(11月14日付)が届いていた。しっかり読み込んでくれた都甲幸治さんの書評でした。正直、とても嬉しいで...
2014/11/13
往復書簡集『ヒア・アンド・ナウ』書評 by 小野正嗣さん
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小野正嗣さんによる、クッツェーとオースターの往復書簡集『ヒア・アンド・ナウ』の書評です。 共同通信の配信で、 沖縄タイムス、 北日本新聞・南日本新聞・中國新聞・山梨新聞・ 岩手新聞・愛媛新聞・熊本日日新聞・東興日報など に掲載されたようです。 小野さん、どうもありが...
2014/11/09
アデレードで出会う南アフリカ産のブレスレット
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今日は陽射しの強い通りを行ったり来たりしてくたびれた。 くたびれついでにふらりと 入ったお店で、おや、これは良い、と思って手に取ったモノは、なんと、made in South Africa だった。 最初は、アメリカ大陸の先住民の人たちの模様かと思ったのだけれど、...
2014/11/08
アデレードに到着
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アデレードに着きました! 昨日は30度、今日は20度といった激しい温度差です。空港からホテルまでのタクシーから見た樹木は、どんよりと曇った空の下で埃っぽい空気に包まれて、すっかり萎れていたけれど、さっきぱらついた雨のせいで、緑が鮮やかさを取り戻したみたい。 さて、ち...
2014/11/06
わたしの父 ── クッツェー『厄年日記』より
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クッツェー作品には、ほとんどいつもといっていいほど頻繁に、親子の関係が書き込まれる。母と息子/娘、父と息子/娘、これはなにを意味するのだろう? 三部作を訳了したいま、このことを考えてみるために、以前、試訳した「わたしの父」をアップすることにした。 わたしの...
2014/11/04
A LUTA CONTINUA!──ひさびさにミリアム・マケバ
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あちこち見ていたら、こんな動画に行き当たった。いま聞いてみると、懐かしい。 A LUTA CONTINUA! (ポルトガル語で「闘いは続く!」) 長いあいだアパルトヘイト時代の故国南アフリカへの帰還がかなわなかったミリアム・マケバ。その若々しい歌声を聴いていると...
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